2009年5月12日火曜日

紅一点の由来は?

土曜日に飲みに行ったときに、「紅一点の由来は?」の質問があった。
不覚にも答えられなかった。

気になって調べてみた。

紅一点は、中国の王安石の詩『詠柘榴』の「万緑叢中紅一点(ばんりょくそうちゅうこういってん)」の句に由来する。

万緑は一面の緑、叢中は草むらの中、紅一点は紅色の一輪の花(ザクロ)の意味で、一面の緑の中に咲く一輪の紅色の花が本来の意味である。

日本では明治以降、沢山ある中で一つだけ異彩を放つものの意味として用いられた。

その後、「紅」という色や艶やかに咲く花の印象から連想され、紅一点は男性の中に混じる唯一の女性の意味で用いられるようになり、現代では特にその意味で用いられるようになった。

へー。もうちょっとエピソードとかあると思っていたんですけど。

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